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3刷


◆著者:多田孝正(仏教学術振興会理事長・大正大学名誉教授)
◆定価 2,310円(税込)
◆四六判・上製・256ページ
◆初版発売日 2008年12月1日
◆ISBN 978-4-904139-10-3
○「紀伊國屋書店BookWeb」関連図書分野での
最近6カ月の売れ筋 第1位!(2012/11/15付)


日頃、日本人の多くが行っている仏教儀礼の本当の意味が、
この本で初めて明らかになります。
すべての日本人に読んでほしい本です。

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内容

●日本人の生活に溶け込んだ仏教ですが、私たちが当たり前に行っている仏教儀礼は、仏教公伝(538年)以来今日に至るまでインド・中国・日本へと複雑な道を辿って来ました。
●本書で取り上げている「法事」「位牌」「戒名法名」「焼香」「数珠」「合掌礼拝」「袈裟」「正坐」「声明」「鳴り物」についても、そのルーツや秘められた意味となると、意外に知らないものです。
●このきわめて素朴にして難解なテーマを、天台学会会長などを歴任し現在、大正大学名誉教授である仏教学の第一人者・多田孝正師が平易な表現で分かりやすく解明しています。今回あえて、初めて解明を試みるところも少なくなく、きわめて貴重な内容です。
●全章を通読すると仏教儀礼の基礎的知識のみならず、仏教そのものの薫りが身に染み、仏教の素晴らしさを味わうことができます。


本書の章目次 

なぜ法事をするのか     なぜ位牌を祀るのか    なぜ戒名法名がいるのか
なぜ焼香するのか      なぜ数珠が必要なのか   なぜ合掌礼拝するのか
なぜ袈裟をつけるのか    なぜ正坐なのか      なぜ「声明」なのか
なぜ鳴り物があるのか


本書の全54節 

先祖供養の本願とは何か        四十九日忌とは何か         三十三回忌までなぜ必要か
位牌はどこから来たのか        位牌に何を記すのか         「釈」の始まり
中国仏教の位牌            庶民の仏教葬の普及         位牌仏教の端緒
多様化した位牌の形          人の名前とは何か          日本式戒名の出現
位牌に記される戒名          「法名が欲しい」わけ        「家」仏教の始まり
なぜ法名なのか            大師号と禅師号           お香とは何か
不殺生の供養法            戒香、聞香、施香          運香、運想、運心
香は修行である            お焼香の始まり           数珠の始まり
数珠が普及したわけ          数珠の荘厳化            数珠を鳴らす
大数珠を廻す人々           数珠のパワー            合掌の始まり
合掌の形と教え            五体投地とは何か          袈裟の畏敬すべき出自
袈裟の格差              三衣の心得             僧衣の中国化
袈裟と衣の分離            輪袈裟の由来            新たな袈裟への挑戦
絡子が生まれたわけ          僧侶の坐具             正坐か結跏趺坐か
神と仏の坐り方            正坐のすすめ            正坐のすすめ
「声」とは何か            歌を禁じ唄を許す          梵音梵唄のルーツ
声明の始まり             声明の儀礼化            現代に至る声明史
錫杖とは何か             磬とロウと鐘の音          祭祀のための楽器
鐘を打ち鳴らすわけ


著者紹介

多田孝正(ただこうしょう)

1938(昭和13)年、神奈川県生まれ。大正大学卒、東京大学大学院博士課程修了。文学博士。大正大学教授、同大学院仏教研究科長、天台学会長、叡山学院嘱託教授など歴任。現在、一般財団法人仏教学術振興会理事長、大正大学名誉教授、天台宗勧学院副院長。法華思想研究の第一人者。神奈川県秦野市天台宗命徳寺住職。編著書 『新国訳大蔵経無量義経・法華経(校注)』 『摩訶止観講述』 『天台仏教と東アジアの仏教儀礼』 他多数。



『お位牌はどこから来たのか』愛読者カードからの抜粋です。


「未だ分からない事が多い。初心にかえって勉強のしなおしをしたい気持ちです」〔70歳・住職〕

「日頃、仏教行事について、何故行うのか、どのように行うのか、常習にならって行ってきたが、すっきりしない点が多くあったが、この書籍に出会い心のうさが晴れました」〔75歳・住職〕

「以前より疑問に思っていたことの謎が少し解けた。中国に渡り道教や儒教の影響などを受けたことが分かり、何よりもお経そのものではないことがよく分かった」〔57歳・教職員〕

「内容がたいへん良いです」〔52歳・住職〕

「『寺門興隆』がきっかけとなって申し込みましたが色々参考になり助かります」〔60歳・看護師〕

「仏教儀礼の成り立ちを知ることで、大切さが理解できました。多くの人に知ってもらいたいです」

「待ち望んでいました。常識の専門書と一般書の現代人必携の書。感銘して一気に読みました」〔73歳・講師、執筆家〕

「分かりやすく、面白く解説されていて参考になりました」〔40歳・住職〕



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