Ａ５判・182頁・全頁２色刷 （表紙／上村淳之画伯・文化勲章受章者）	2023年10月号の主な内容 (Vol.591)
	[今月号の特集] リニア新幹線が招いた移転問題で檀家と住職が激しく対立する真相 令和９年に開業が予定されているリニア中央新幹線は現在、急ピッチで工事中だ。だが、山梨県南巨摩郡富士川町の日蓮宗寺院ではその工事の内容をめぐって寺檀が紛糾。檀家は町内に多数の幟をたて住職解任までもを求めているのだ。何が問題か。果てしない寺檀紛争の現場を取材した。 多死社会で遺体安置所の重要性が増すなかで寺院は何をすべきか 火葬場や葬儀場への「遺体安置」に関するアンケート調査結果がこのほど公表された。その結果から分かるのは、遺体を安置できる施設の重要性だ。昨今は民間企業が「遺体ホテル」事業に参入する動きが見られる一方でトラブルも起きている。だったら、寺院が手を挙げたらとの声もあるが……。

大災害に見舞われたハワイの開教寺院は大丈夫なのか ８月８日に米国ハワイ州マウイ島で発生した未曾有の山火事は、日系の仏教寺院３カ寺にも深刻な被害を及ぼした。日系人だけでなく地域コミュニティーの中核を担ってきたお寺は、いまどうなっているのか。 行政や地域と災害協定を結ぶ寺院にいざというとき何が起きるか 異常な自然現象が当たり前になった今、自治体と避難所など災害協定を結ぶ寺院が全国的に増えている。頼もしいことだが、そのいざという時、何が起こるのか。想定外の事態もあるはずだ。それでお寺は大丈夫なのか!? 説法で人を集めるお寺にできるか「節談説教」布教大会ルポ 取材して第一に実感したのは宗派を超えて聴くべきことだと。落語や講談のルーツといわれる浄土真宗伝統の節談説教。受け継ぐ僧侶は多くないが、独特な節回しや構成を今にこそ活かせないか。東京で開かれた布教大会の詳細をレポートしよう。 指導者を育て新講員も増やす各宗派の御詠歌さらなる伝道の今 老若男女誰にも唱えられる御詠歌の魅力は限りなく、その参加者を増やそうと各宗派では懸命な布教を続けている。実際を取材すると、最新機器の導入はもちろん認知症予防の効能を説く取り組みもあり、将来性が見える。 宗門や寺院に課せられた問題を正確に知る第一歩 入行者がタトゥーをしていたらどう対処するべきか、保育トラブルに対する組織対応、必要とする寺院への法物承継、深刻な過疎化による寺院の疲弊と切実な声……。前号に続いて今回も各宗派で議論されている重要事項を見ていこう。 地域に欠かせないお寺になるにはどうすべきかを実践する住職ルポ お寺の社会貢献活動は「ボランティアではなく事業だ」と言い切る東京都の浄土真宗系単立寺院住職。町内会に参加し、民生委員に就いてフードバンクを設立。さらにこども食堂も開く。老・壮・青の幅広い人脈のおかげだ。 　第１弾、好評増刷！　 　本誌に毎号掲載している「住職ルポ」を単行本とした『みんなに知ってほしい――日本のものすごい10人の住職』（定価2,200円）が大好評！　貧窮者のために１日も欠かさず炊き出しを行う山寺の住職や、参拝ポイントカードや檀家出資の太陽光発電を成功させた住職、檀家ゼロから1000軒余の駆け込み寺に発展させた住職など、各地で奮闘する10人の住職の迫真のルポルタージュです。　＜詳細を見る＞ 　第２弾も大好評！　 　本誌に毎号掲載している「住職ルポ」を単行本化する第２弾『だれだっておどろく！　こんなにもすばらしい10人の住職』（定価2,200円）が発売たちまち大好評！　500人余が安楽に暮らせる老人ホームを育てる住職、性同一性障害を乗り越えた住職、毎月3000軒以上に寺報を手配りする住職、ローカル線無人駅をお寺にして人々の憩いの場にする住職など、その営みは今お寺で起きている事実が瞭然と分かる感動集です。　＜詳細を見る＞ 　第３弾もさらに好評！　 　本誌に毎号掲載している「住職ルポ」を単行本化した第３弾『みんなを元気にする10人の住職』（定価2,200円）を刊行しました。トレイルランニングで過疎のお寺を輝かせる住職、ベッドサイドで30年患者を看取り続ける住職、お寺に心理相談室を開き人々の悩みに寄り添い続ける住職など、地域に根ざして活動する10カ寺のものすごく元気が出る実践集です。　＜詳細を見る＞ 新連載　老いと死の当たり前な習俗に隠されていること〔１〕 「野辺送りの実際を目の当たりにして悲しみはなぜ独りのことではないかが分かった」…佐々木陽子（社会学者） 誰にも避け難い老いと死、これこそ仏教の最前線に違いない。釈尊が説いた生老病死の通り、日本人が長い時をかけ様々な儀礼や習俗を生んできたが、今、その当然の本質が見えなくなっているのではないかと問題を掘り起こしたい。 短期集中連載　各宗派の近年の宗勢調査等から分析する寺院経済の趨勢と今後の課題〔下〕 「３割が護持ボーダーライン上の寺院収支現況の将来を問う」…相澤秀生（跡見学園女子大学兼任講師・宗教学者） 曹洞宗と浄土真宗本願寺派の宗勢調査で檀徒50戸未満、年収200万円未満の寺院が３割もあることが分かった。それでも寺院は護持しなければならないだろう。ではどうしたらよいのか。筆者が中心となり2021年調査した甲信越・東海・近畿の各宗派530カ寺の経済状態から何が分かるか詳報しよう。 新連載　人口減少社会の葬法激変の経済問題〔２〕 「喪主のいない遺骨があふれる時代になるとしたらどうすればいいのか」…井上治代（元東洋大学教授） 日本は大転換期にある。それは人口学の知見で明確だ。その理由と実態を正確に知らなければ寺院も住職も取り残されるかもしれない。第２回は、そうした実態の一つとしてこれまで経験したことのない単独世帯激増と止まらない人口減少の影響をみよう。この中で寺院は何をすべきなのか。 現代日本の宗教最前線〔124〕 「中高年になってから読経を習得する難行」…櫻井義秀（北海道大学教授・宗教社会学者） 　既刊好評　 　本誌連載の櫻井義秀教授の単行本『これからの仏教葬儀レス社会――人生百年の生老病死』（定価2,530円）が大好評です！　新型コロナウイルス以後、葬儀をしたくてもできない時代が来るかもしれない。そのとき仏教は人々の苦に寄り添えるのか。寺院住職のニューノーマルが問われる必読書。　＜詳細を見る＞ 誌上講座・みんなに喜ばれる今からの寺院ラボ〔58〕…遠藤卓也（『未来の住職塾』講師） 「秩父札所活性化に全力投球の副住職に聞くと」 対論…荒谷哲巨（埼玉県・曹洞宗法性寺副住職） 松本紹圭のテンプルゼミ（44）「この世を生きる新たなフィールドワーク」 　既刊好評　 　この連載を元にした単行本『みんなに喜ばれるお寺33実践集―これからの寺院コンセプト』（定価2,530円）を出版しました！　コロナ禍の今、お寺はいかにすればいいかと憂慮する住職が増えています。未来にもつなぐために奮闘し、現状を好転させた全国各宗派33カ寺の奮闘に学ぶ実践集です。　＜詳細を見る＞ 人は死んだらどこへ行けばいいのか（36） 「日本各地に13世紀を境に集団納骨の霊場がつくられ始めたのはなぜか」…佐藤弘夫（東北大学大学院教授） 多くのお寺で永代供養という名の下に合葬墓がブームになりつつある。ところで実は、史上、形も理由も異なるとはいえ、同様の傾向が生じたといわれる。その遺構や寺院の営みから何が分かるか。庶民の信仰の在りかがよみがえる。 　好評発売中！　 　東北大学大学院・佐藤弘夫教授の本誌連載の単行本『人は死んだらどこへ行けばいいのか――現代の彼岸を歩く』（定価2,420円）がたちまち大好評です。人は死ねば消えてなくなるとした民族は存在しない。だが今、お墓を捨てる日本人が増えたのはなぜか。日本思想史の泰斗が列島の霊場多数を踏査した圧倒的結論とは？古代から今日に至る「他界観」激変史年表も必見。　＜詳細を見る＞ 好評連載　日日是薩婆訶（にちにちこれそわか）〔82〕 「いまなぜ、現代に生きて『自由』とは何かを問い直さねばならないのか」…玄侑宗久（臨済宗妙心寺派住職／芥川賞受賞作家） 葬送の習俗が揺らいでいる深層にあるもの〔46〕…山田慎也（国立歴史民俗博物館副館長） 「研究者としてより自ら喪主となり分かった尊いこと」 この８月10日に筆者・山田慎也先生のご母堂様が88歳で他界されました。このため先生自らが喪主をつとめられたことですが、かかる営みに臨んで改めて見えてきたこと、現代の葬送の在り方とは何かご報告をいただきました（その１）。 各地に伝えられる看取りと葬送のかたち〔２〕 「親しき臨終に名を呼んだり声をかけてあげるのはなぜか」…高橋繁行（ルポライター） 連載［寺院・住職に直言・提言する］ 朝井まかて （作家） … ｢海を見ている｣ 竹内薫 （サイエンス作家／理学博士） … ｢宗教空白地帯の日本｣ 　新発売！　 　本誌好評連載中の「寺院・住職に直言・提言する」より25話を厳選、収録した単行本第２弾『当代著名人が初めてあかす　私の死生観と宗教観』（興山舎『月刊住職』編集部編、定価2200円）が発売です。「宗教はなぜあるのか」「人の死は救われるのか」等、気鋭の若手から重鎮まで各界知識人25人の死と宗教への考察は実に新鮮です！　＜詳細を見る＞ 　絶賛大人気！　 　本誌好評連載中の「寺院・住職に直言・提言する」より25話を厳選、収録した単行本『各界第一人者25人による今こそお寺に言いたいこと』（興山舎『月刊住職』編、定価2,530円）がたちまち大好評です。元首相、作家、俳優、ジャーナリストなど各界の著名人25人による寺院住職への忌憚なき意見・提言・随想は住職のみならず在家の人にもぜひ読んでほしい！　＜詳細を見る＞ 初めての人に仏教を説くために最新版仏教文化基礎講座〔149〕 「出家者は在家からの施物は肉でも受け入れねばならないわけ」…鈴木隆泰（山口県立大学教授・寺院住職） 　新刊出来！　 　日本印度学仏教学会賞受賞者・鈴木隆泰教授の本誌連載の単行本『ここにしかない原典最新研究による本当の仏教』第５巻刊行！　いよいよ仏教の根本思想を解き明かす『涅槃経』の始まり！　従来にない懇切丁寧な訳述により釈尊の教えを目の当たりにできる稀有な書。併せて僧侶の水行の是非も問う。第１～４巻も好評発売中です（ともに定価2,640円）。 ＜第１巻の詳細＞ ＜第２巻の詳細＞ ＜第３巻の詳細＞ ＜第４巻の詳細＞ ＜第５巻の詳細＞ 　いま、売れてます　 　世界194カ所に20万あまりのポールを建立した五井昌久の宗教と人生を学術的に初めて解明した、気鋭の宗教学者・吉田尚文による第一級研究書『五井昌久の思想と生涯――現代の彼岸を歩く』（定価4,180円）が好評発売中です。富士山山頂や原爆ドーム、バチカン、エジプトのピラミッド前、全国の市役所、公園、学校、観光名所、街角、神社教会、それに各宗の寺院にも建っている「世界人類が平和でありますように」とは一体何か。　＜詳細を見る＞ 誌上セミナーやればできる！　寺院活性化のためのケーススタディ〔74〕 「日本初でしょうか!?　ＡＩでオリジナル御朱印を試作しました」…堀内克彦（宿坊研究会代表） コンピューターに言葉をかけるだけで指示どおり絵やイラストを描いてくれる画像生成ＡＩ。これをお寺に活かすべく、オリジナル御朱印プロジェクトを実行した結果です。 ［今月のグラビア］ 本当にしたいことを見つけられた仏縁に快哉を！ ［重要取材リポート］ ●昔のことだという声こそ問題だと住職が誰もが見える場に建てた志――三重県曹洞宗寺院にある朝鮮人差別「木本事件」犠牲者の墓碑に学ぶこと ●地元信用金庫の支援で古刹ＳＤＧｓ宣言の訳――富山県真言宗寺院の地域貢献と現状を目標に試みる第一歩 ［法律・税金相談］ 法律相談… 小菅哲成弁護士・平賀孝治弁護士 質問１ 長年無償で寺に尽くした住職夫人の退職慰労金は寺の当然の義務か 質問２ 住職の説教で総代が毎年多額を寄附したと遺族が返金を求めてきた 税金相談… 河村照円（税理士・行政書士・寺院住職） 質問１ 葬儀社が施主のお布施から紹介料を取るが税金上の問題はありませんか 質問２ 参詣ポイントで護持会費等を値引きした際の寺と檀家に生じる税務とは

［好評連載］ 　認知症高齢者と共に歩む僧侶如実記〔47〕 　「認知症をもつ人が誤嚥しないよう介助するにはどうすべきか」 　　日髙明 （社会福祉士・浄土真宗本願寺派僧侶） 　新発売！　 　この連載が『認知症を幸せにするケース45――排泄も徘徊も大丈夫 ！ お坊さんケアマネの実話』として書籍になりました。古民家を再生した高齢者介護施設で入居者の一挙一動に寄り添うケアマネージャーにして仏教思想家による見事な実録は、全住職が知るべき人間が人間を介助する実相です。序文：釈徹宗（相愛大学学長）＜詳細を見る＞ 　今こそ宗教と法律の問題新講座〔99〕 　「民法改正で隣地に対する請求や差配が容易になった具体的事例」 　　櫻井圀郎 （宗教法および宗教経営研究所長教授） 　色即是空の科学事始め〔209〕 　「生き物たちの壮絶な子育て――ハサミムシとタコの遺伝子に書き込まれた習性力」 　　池内了 （総合研究大学院大学名誉教授・宇宙物理学者） 　既刊好評　 　本誌連載を単行本とした『人間だけでは生きられない』（定価2,530円）が各界より大注目です。「年をとると一日が速く過ぎるわけ」「放射線被曝限度量は誰が決めるのか」など、日本を代表する宇宙物理学者による最新科学情報の厳選70話を収録。＜詳細を見る＞ 　今からの宗教酔眼千里眼〔119〕 　「日本人と現代仏教の位相（119）――伝統仏教の中で在家参加を求める活動はいかにあったか」 　　島薗進 （東京大学名誉教授・日本臨床宗教師会会長） 　80億人の宗教トレンド〔160〕 　「仏教を国教とするのに首相を長男の陸軍司令官に移譲したカンボジアの不穏」 　　荒木重雄 （アジア社会研究者・社会環境学会理事長） 　コラム　盆踊り全国漫遊記〔96〕 　「お盆灯籠が結ぶ地域を越す縁」 　　柳田尚也 （湘南盆踊り研究会代表） 　住職リーダーズダイジェスト〔17〕 　「超多忙大新聞記者を辞めて始めた超少欲知足の極楽度――『家事か地獄か』稲垣えみ子著」 　　野生司祐宏 （浄土真宗本願寺派實相寺住職）

［別冊付録］（12ページ） ●毎号「法話特集」の別冊が付きます。 　既刊好評　 　本欄掲載を元にした、井上ウィマラ（日本仏教心理学会会長）著『子育てから看取りまでの臨床スピリチュアルケア』（定価2,420円）が大好評です！　家族の問題や肉親の死に心をいためる人々をケアする人にこそ救いが必要な現代、臨床仏教スピリチュアルケアの第一人者による事実に即したケアの方法と効果を記す厳選50話。僧侶やカウンセラー、看護介護者、ケアワーカー、セラピストなどの専門職にこそ必読の実践書。＜詳細を見る＞ 　大好評です！　 　本欄掲載を元にした佐々木正祥（真宗佛光寺派住職）著『―だれでも自由に使える（著作権フリー）―マンガde仏教111キーワード』（定価1,760円）が大好評です。保護司で福祉活動家の住職による絵と文のひとコマ漫画説法。日常語になった仏教語から最新の流行語まで111作品は誰でも自由無償で利用可能です。 ＜詳細を見る＞ 　掲示法語のすすめ「実は誰でも語れるはずです死の名言こそ」 　在俗の説法者〔255〕 「人々を救ったラジオ説法――無着成恭老師を讃える」 　　篠原鋭一 （曹洞宗住職・自殺防止ネットワーク「風」代表） 　既刊好評　 　この連載を元にした単行本、篠原鋭一著『この世でもっとも大切な話』（定価1,980円）が、各方面から大絶賛です。「少年院からの手紙」「風でもいいから会いたい」「原発に引き裂かれたもの」など感動あふれる説法の話材となる30の実話を収録した最高最善のお説教読本です。また、ＭＢＳラジオで連続ラジオドラマにもなった、感涙のロングセラー『みんなに読んでほしい本当の話』第１集、第２集、第３集（定価 各1,572円）、第４集（定価2,200円）も檀信徒や友人へのプレゼントに大好評です。 　既刊好評　 　本欄連載を元にした落語と仏教説話満載の単行本、亀井鑛著『だれでもできる大往生』（定価2,090円）、面白くてためになる落語名作をまとめた『落語で大往生』（定価1,870円）がいずれも大好評。住職の法話の教本として、また人生に悩む檀信徒への施本に最適です。 　好評連載　生き物たちの生と死に学ぶ〔22〕 「カブトムシの寿命」 　　稲垣栄洋 （静岡大学農学部教授） 　露の団姫のお笑い仏教寄席〔101〕 　「『今日だけ男』事件って!?　そうです、剃髪していた私はマジ地獄で仏」 　　露の団姫 （つゆのまるこ、落語家、寺院住職） 　既刊好評　 　本欄掲載のとっておきの35話を書籍にした『みんなを幸せにする話し方――露の団姫の仏っちゃけお笑い問答』（定価1,870円）が、大好評です！　人を和やかにする法話のヒントが満載。どこから読んでも話のネタになる。仏教落語家ならではの話し方で檀信徒へのお説教も面白く伝えられます。笑いこそ法話に不可欠だと誰もがナットクの一冊。＜詳細を見る＞ 　住職のための今月のことば 「『処理水』放出と科学的議論」 　　稲垣真澄 （産経新聞元編集委員・ジャーナリスト・僧侶） 　既刊好評　 　この連載を元にした稲垣真澄著『いつでも法話ができる現代布教キーワード必ず説きたい176話』（定価3,190円）が大好評。「TPP」「ゼロ葬・直葬・墓じまい」「ドローン」など現代を読み解くキーワード176を14のジャンルに分け、キーワードごとに見開き２頁で編集。毎日起きる出来事や変化を素早く法話に織り込むための実例集として最良最適。＜詳細を見る＞ 　法語伝道聖句三昧〔298〕 「逃げない　ごまかさない　うそをつかない」 　　峯岸正典 （曹洞宗東堂） 　仏教パズル〔10〕 　　小川信正 （浄土真宗本願寺派住職） 　すぐ使える法話セミナー〔78〕 「吉祥天の話を説法に」 　　村越英裕 （臨済宗妙心寺派住職・イラストライター）

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